【昭和62年発行】一般流通なしの50円＆お宝500円

一般には一切発行されなかった50円白銅貨が入った幻の「貨幣セット」
昭和62年の貨幣が高価格で取引される理由 ５００円玉は昭和５７年に発行が開始され、５７，５８，５９年の３年間で５００円札をほぼ置き換える約１０億枚の流通量が確保されました。そのため、昭和６０年より製造数を少しずつ落として行きました。そして昭和６２年、この年は市場で新規に５００円玉を必要としなかったことと、天皇陛下御在位６０年記念の金貨の製造に追われ、通常貨幣の製造まで手が回らなかったという事情がありました。そのため、５００円玉と５０円玉は大幅に製造数を縮小し、５００円玉は２７７万５０００枚、５０円玉に至っては通常流通用は一切製造されず、コインセット用のみ７７万５０００枚の発行に留まりました。